2020年 初投稿
皆様、こんにちは。
本年も宜しくお願い致します。
2020年初投稿は、新たにメンバーとして加わりました中川がさせていただきます。宜しくお願い致します。
土木工事業界は未経験で分からない事だらけですが、日々様々な新しい経験をさせていただいております。
今回は、「ドローン」のお話を。
低価格で入手可能となりプライベートでも気軽に「空撮」を楽しめるドローンですが、
土木工事業界でも活躍し始めているのはご存じでしょうか。
山間部での土木工事に合わせた土地の測量で活用されているケースが出てきており、ドローンであらゆる角度から山の斜面を撮影・分析する事で、工事の進め方を詳細に計画可能との事です。
従来1カ月ほどかかる作業日数が3日ほどで終われるといい、人手不足解消に繋がっているとの事です。
山林や湿地など立ち入り困難な現場でも、地上条件に関係なく測量できるので、現場に素早く到達し迅速に作業完了できます。
荒天時でも、天候が回復した一瞬を狙い作業できる点で、工程管理においても大きなメリットになるとの事です。
ドローンの建設業界での利用は、国土交通省が提唱するi-Construction(アイ・コンストラクション)の目玉であり、今後この分野での規制緩和や助成拡大なども期待されております。
2017年に日本測量協会が実施した「実務者のためのUVA(ドローン)利用活用セミナー」参加者対象に行ったアンケート結果でも、半数以上の57.4%が「導入済み」、
「導入検討中」や「近々導入予定」を含めると業界の92.3%が、ドローンを実用しようとしているとの事です。
本格導入に関しては、まだまだ課題(ライセンスや導入費用など)があるものの
近い将来、土木工事現場の上空をドローンが飛び回る日がそんなに遠くないかもしれませんね。
2020年も株式会社TATSUEiをどうぞ宜しくお願い致します。
では、また。